最近釣りを趣味にしている家族のリールが折れてしまった。
釣りは子育てをしている合間に月に数回、1〜2時間くらいできる(ご飯も調達できるかもしれない)とはじめた趣味だったので、「こんな機会はないかもしれない」と一緒にやってみることにした趣味。
幸い福岡市は海も近くて釣れる魚も豊富。有料の駐車場を使えば港で釣りをさせてくれるし、海釣り公園だってある。
釣りをしたことが無いわたしは釣果ほぼゼロだけど、一緒に「投げる練習」と言いながらワイワイやっていてなかなか楽しい。
そんな矢先、リールが折れた。
釣り竿に挟み込んで固定する部分がポッキリと折れてて釣り竿につけることができない。
このリールはもちろん修理できるけど、修理をすると工賃込みで約5000円。
購入したリールは約5000円くらいなので新品が買えちゃう。
分解図を見た限りほとんど分解しないといけないけど、メンテナンス性も見越してシマノ製を購入したこともあって、絶好の機会と思ってスモールパーツを取り寄せてダメ元で修理をやってみることにした。
いよいよ修理作業開始。
機械に強いわけじゃないし記憶力も定かじゃないから写真を撮りながらすすめていく。
今日修理する「ボディ」と呼ばれている部分は全部を外していく必要がある。
変なのが出ませんように。特にバネ。
まず、ハンドルそして糸を巻いているスプール。ここまでは大丈夫。
ネジを外す必要がある部分に入ると緊張が増してくる。
ネジが一本足りないなんてことがないように各パーツにまとめたお皿にのせていきながら、どんどん外していく。
目的の「ボディ」の上部にあるよくわからないパーツを外したらいよいよ、戻れないところまで来てしまった感じがする。
無事に全てのパーツがはずれた。今度は戻していく作業がはじまる。
そんなに難易度は高くなさそうだけど、最後に外した切り替えスイッチみたいな謎パーツにバネが入っていて苦労しそうな予感がしていたら、案の定苦労することになった。
どっち向きにどんなふうに入っていたのかいまいちわからない。
こんなときに限って写真を撮ってない自分バカー!
問題のパーツ。ここだけで15分くらい闘ってた気がする…。
修理してみた感想
なんとか組み上げ終わって残りは元通りに戻すだけ。
修理に要した時間は大体1時間くらい。
何個か完全には分解していないブラックボックスみたいなパーツは残っているけれどもう一回同じ作業はできそう。
今回、一部のネジでピッタリ合うプラスドライバーがなかったのが難点。
ヘックス(六角)ネジとか、トルクスネジで回るネジ採用してくれないかな…と思うのは自転車趣味の人くらいしかいないのかな…と思ったら上位機種はトルクスネジを採用していたりする(参考: HEDGEHOG STUDIO JAPANさん「【本気でインプレ!リール徹底解析!】 シマノ 16ストラディックCI4+ [STRADIC CI4+]」)んですね。自転車用パーツと一緒でした。(笑)
かかった費用:スモールパーツ代、約900円